奈良県の某大学付属高校所属の三年生の学生生活と倫理(哲学)専攻記録。
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2007/04/23 ---- 自由と規律-イギリスの学校生活-
2007/04/22 ---- 京都つれづれ巡り
2007/04/20 ---- 進路とか二者懇談の話とか
2007/04/15 ---- オイディプス王
2007/04/09 ---- 簡素に哲学についての骨組み
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古いモノを大切にしつつそれが必要だと判断すれば新しい物を取り入れる、頭が固いと思えば柔軟な対応をする。
かつ「英国人は指導者に従属しつつそれにおとなしく妥協をみいだし従属する国民」である。
一見矛盾するこの英国人独特の気質をパブリックスクールを通して淡々と語られています。
規律があり自由が無いことは束縛である。自由があって規律がないことは破綻を指す。
規律の裏に自由がありそれに従うのが国民である。
規律を守る英国人の逸話
学校の理髪店は小さな質素な店で何時も満員だった。
町には学校の特約店ではないが、もっと静かで設備の整った理髪店があった。
リース(パブリックスクール)に入学してまもなく、急いでいたのでつい悪いとしりつつ、校帽を懐にしまってその店に入ったことがある。いい心持で半分剃り上げさせて、ふと鏡に写った隣の顔を見た。
校長の顔である。途端に隣に並んだ黄黒い方の顔が土管色に変わった。胸算用で、やがて申渡されるであろう覚悟した罰の量を当たってみる。
まだ貴方に紹介されていないのに、突然話しかけて失礼だが・・・・・・。私が校長を勤めている学校に、やはり貴方と同じ日本人の学生がいてね。もし会うような序があれば言伝してくれ給え。
この店にはリースの学生は来ないことになっている、と。
この店で髭を剃ることが悪いことなのではない。ただリースの学生が行く床屋は別に決まっていて、リースの学生はみんなそこに行くことになっている。
何?知っていた?君は知っていたかもしれないが、あの学生は知らなかったに決まっている。
知っていたら規則を破るようなことはしないだろうから。
その行為自体の善悪が問題なのではない。ある特定の条件にある特定の人間が、ある行為をして善いか悪いかはすでに決まっていて、好む好まないを問わずその人間をしてこの決定に服閉める力が規律である。そして全ての規律には、これを作る人間と守る人間があり、規律を守るべき人間がその是非を論ずることは許されないのである。
はたから見ると封建的である。
著者は確かに「封建的である」と認めつつそれが如何にして成り立ち、それが成立しているかも説明している。
それは一つの国家や国王、父親、母親、家族などに対する様々な忠誠であるという。
何故?如何にして?
イギリス人の独特の気質がそこにある。
そしてその責任を負った指導者は規律が如何に苦しかろうと
「選挙を控えた一年の党の方針による甘美な政策よりも100年後を見据えた将来の政策が重要である」
と考えなければならない。
指導者と平民とはつながっているのである。
著者はイギリス出身なため多少偏りのある部分もあるように思えますが、一人の日本人としてその気質が日本人と如何に違うか、というようなことを見事に描いています。
見ての通り現代の社会主義風潮のため「高貴な指導者、高貴な知識人」というパブリックスクールなどで見られるものは稀になっています。
古き善き時代、あれはどのように成っていたのかという歴史的資料性は勿論、イギリス人とは何たるかという一つのイメージを詳細に浮き彫りにさせる本でした。
改めて読むと著者はかなり英国偏りの人間で日本と比較する場合、日本が劣勢としてあげることが多だ。
見解あらため、著者は血は日本人であるがイギリス流の人間となっていると考えた方が無何。
かつ「英国人は指導者に従属しつつそれにおとなしく妥協をみいだし従属する国民」である。
一見矛盾するこの英国人独特の気質をパブリックスクールを通して淡々と語られています。
規律があり自由が無いことは束縛である。自由があって規律がないことは破綻を指す。
規律の裏に自由がありそれに従うのが国民である。
規律を守る英国人の逸話
学校の理髪店は小さな質素な店で何時も満員だった。
町には学校の特約店ではないが、もっと静かで設備の整った理髪店があった。
リース(パブリックスクール)に入学してまもなく、急いでいたのでつい悪いとしりつつ、校帽を懐にしまってその店に入ったことがある。いい心持で半分剃り上げさせて、ふと鏡に写った隣の顔を見た。
校長の顔である。途端に隣に並んだ黄黒い方の顔が土管色に変わった。胸算用で、やがて申渡されるであろう覚悟した罰の量を当たってみる。
まだ貴方に紹介されていないのに、突然話しかけて失礼だが・・・・・・。私が校長を勤めている学校に、やはり貴方と同じ日本人の学生がいてね。もし会うような序があれば言伝してくれ給え。
この店にはリースの学生は来ないことになっている、と。
この店で髭を剃ることが悪いことなのではない。ただリースの学生が行く床屋は別に決まっていて、リースの学生はみんなそこに行くことになっている。
何?知っていた?君は知っていたかもしれないが、あの学生は知らなかったに決まっている。
知っていたら規則を破るようなことはしないだろうから。
その行為自体の善悪が問題なのではない。ある特定の条件にある特定の人間が、ある行為をして善いか悪いかはすでに決まっていて、好む好まないを問わずその人間をしてこの決定に服閉める力が規律である。そして全ての規律には、これを作る人間と守る人間があり、規律を守るべき人間がその是非を論ずることは許されないのである。
はたから見ると封建的である。
著者は確かに「封建的である」と認めつつそれが如何にして成り立ち、それが成立しているかも説明している。
それは一つの国家や国王、父親、母親、家族などに対する様々な忠誠であるという。
何故?如何にして?
イギリス人の独特の気質がそこにある。
そしてその責任を負った指導者は規律が如何に苦しかろうと
「選挙を控えた一年の党の方針による甘美な政策よりも100年後を見据えた将来の政策が重要である」
と考えなければならない。
指導者と平民とはつながっているのである。
著者はイギリス出身なため多少偏りのある部分もあるように思えますが、
見ての通り現代の社会主義風潮のため「高貴な指導者、高貴な知識人」というパブリックスクールなどで見られるものは稀になっています。
古き善き時代、あれはどのように成っていたのかという歴史的資料性は勿論、イギリス人とは何たるかという一つのイメージを詳細に浮き彫りにさせる本でした。
改めて読むと著者はかなり英国偏りの人間で日本と比較する場合、日本が劣勢としてあげることが多だ。
見解あらため、著者は血は日本人であるがイギリス流の人間となっていると考えた方が無何。
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プロフィール
HN:
恵知果
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1990/12/08
職業:
高校生
趣味:
ギャルゲ、アニメとか。そして哲学
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